雪遊び♪

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1年に1度か2度しかない楽しい雪遊びの日がやってきた。

雪遊び自体は、シーズン中できるのだけど

車を走らせ、誰も居ない場所でほんの少し積もった雪の中を歩き回るのだ。

この場合積雪量が大事で、深すぎては歩けないし、少なすぎてはつまらないので

「丁度いい」量が重要なのである。

犬が喜ぶ適量ってのがあって、我が家の犬は大型ではないので、積雪10センチくらいがいいらしい。20センチで喜ぶのはタワシだけ。

リオは足が上がらなくなるし、ムータンには負担がありすぎる。

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普段、住宅街の散歩か近くの公園で、窮屈な思いをしているやもしれぬ犬族の皆さんに、せめてもの罪滅ぼしな気分もあるのだから、自由にのびのびくつろいで欲しい。

何かの匂いに夢中になったり、鳥の動きに耳をそばだてたり、なんなら吠えたっていいのだ(笑)

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お年寄りで耳も遠くなってきて、歩行も思うようでないリオだって、この有様(笑)

犬の本能のままに雪をかき分け草むらを掘り起こし、匂いを狩りまくる!

「いや~狩猟の血が騒ぐねぇ!」とリオに言わせてみたいのだ。

でも、年寄りだからこそウルトラマンばりにカラータイマーが埋め込まれていて

あまり長い時間だと歩けなくなるし寒さで震えもくる。(T_T)そんな時は抱っこして。

御年14歳。大事にするからね。安心して「楽しい」を重ねて生きていてほしい。

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かわいい犬達の素直な姿は、私のカサついた心に潤いを与えてくれる。

誰も居ない山は、ちっちゃな私の存在を認識させてくれる。

ありがとう。ありがとう。こんな私に付いてきてくれてありがとう。

遊びながらも私のそばを離れずに、ついて歩く犬たちの健気なさにジーンとする。

タワシは時々呼び戻されてしまうけど、「俺様」な気質を押し殺し、「母さん」目掛けて走ってくる姿はいじらしい。

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あぁ、泣けてくる(笑)

リオも年を取ったけど、ムータンもタワシもとうとう8歳になっていて

無邪気に走り回る年でもなくなったよう。

顔の表情も憂いを帯びていて(苦笑)家の中では落ち着き払った「おやじ」の様相。

君たち二人は過酷な生活を強いられて、自分の存在が危機的状況であるのを身近に感じながら生き抜いてきたのだから、そんな「おやじ」な姿もホっとするよ。

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1年に1度が2度の大事な日^^

今年も一緒に過ごせてよかったなぁ。もちろんモルの姿もそこかしこに存在していて

懐かしさとともに、約束した日を楽しみにしている自分を確認。いい日だった。