助けていただきました。
先週の大雪が祟って、交通マヒがあちこちで起きている今日この頃。
会う人との挨拶は「どこそこ行くのに歩いて行って何分かかった」とか
「バスに乗って、15分で行くところ1時間かかった」とか
どこそこ線は車が動いてない。とか。
冬ならではの会話。
夕方の犬散歩の時に雪が降っていれば、近所の住人が雪かきをしているので
挨拶しながらの散歩になる。
犬たちはいつものおばちゃんからおやつを貰う。(要求する+奪い取る+もっとよこせと吠える)(T_T)
家に帰りつくと、そのおばちゃんから電話が入り、おかずのおすそ分けを戴く。
美味しい美味しい鳥と大根の煮物♪
人様が作ったものは美味しい。それぞれのお宅の味を味わうことが出来るのも楽しい。
夜に出かけた先で、小路に入ると人が雪山からひょっこり現れて
ブレーキを踏むとずるずるとタイヤがマンホールの穴に吸い込まれた。
積雪になると、マンホール上は雪が解けて、落とし穴の様相。
今日、昼に夫との会話で小路の穴には気を付けないとね。と話していたばかりなのに
やっちまった。
悪戦苦闘するものの、車の腹がつかえてしまった状態ではにっちもさっちもいかぬ。
「ヘルパー積んでおかないとヤバいぞ」と先日夫が言っていた言葉を思い出し
積んでくれてる??と思って車内を探してみたけれど、世の中そんなに甘くない。
一本道をデーンとふさいだ私の車。
誰か助けを呼ばないとと思って携帯を手に持ったその時
正面から清掃会社のトラックが。
中から3名降りてきて手早くヘルパーを挿入し、的確に指示を飛ばす。
「まっすぐバックですぐブレーキ踏んでください」
「いま後ろの車避けてもらうから」「すみませーん。ちょっと前にお願いしまーす」
「はい。真っすぐ。そのままー。」
一人は背後で後ろを通る車を見てくれている。
前から二人が押してくれる(T_T)ありがたい。ありがたい。ありがたい。
なんだよ、こんな優しい人。まだ存在してたんだ。
前から二人が押しても、いまいち力が足りないようで、通行人の会社からの帰宅途中と思われるサラリーマン風の男性二人も加勢してくれた。
「ひ===っ!!こんなに人に助けてもらって!!!」
恐縮ですっ!!
心の中で号泣しながら押す力に合わせてアクセルを踏む。
ほどなく穴から脱出するや否や
「そのままバックで道はまっすぐで行った方がいいですよ!」とアドバイスが飛ぶ。
車の流れに乗ってしまうので降りてお礼を言うことも出来ず
車の窓を開けて「有難うございました====!!!」と手を振ってお別れ(T_T)
あぁ・・・降りて本当はお名前と住所をお聞きしたいくらいでしたのに。
きっと教えてくれないだろうけど。
見知らぬ者の為に、寒い外に飛び出して来てくれた人達
疲れた体を引きずるように帰宅を急ぐサラリーマン(妄想)
感謝してます。有難うございます。今度は私がどなたかのお役にたつようにします。
その前に車にヘルパー積みます。
帰宅し夫にかくかくしかじかで助けていただいて、感謝だと話していると
「どけなきゃしゃーないだろ。邪魔なんだから」とごもっともな言葉をいただき
反省しきり。(って・・・わかってんだよっ)
感謝と反省。
今日はいろんな事があったなぁ・・・。いつも私は誰かに助けてもらってるんだなぁ。