10月のゴミ

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海が荒れた後は珍しい漂着物が見られる。
今じゃそんなに珍しくなくなったけど、外国からのお便り。と思うことにする。
「こっちじゃ、こんなものを飲んでんだよ」
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沢山の流木。
その中に魚の朽ち果てた姿。
これはゴミじゃない。
自然の循環の1ページ。
ただし、なぜこの姿になったのか?ここに不自然はないのか?を知ることが出来れば。

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しけた後は場所によって沢山の貝の殻。
中身が入っているのもある。
自然の力にあっては、多くの不測の事態も含まれなければならない。

そういえば、貝殻をゴミ扱いする人がいる。
それから「子供が足を切るので貝殻をきれいに処分してほしい」という要望もあるそうだ。
「ゴミを拾って下さい」というと流木を拾ってくる人がいたり。

流木も貝殻もゴミじゃない。
貝殻は浜にあって当然のもので、子供が足を切らないようにサンダルをはかせたり
もしくは、気を付けるように促すべきだと私は思う。
確かに、貝殻で足を切ると複雑に裂けてしまうし、ばい菌も入りやすいが
それは浜で遊ぶ事によるデメリットととらえるしかない。
ゴミとして拾うのはガラスやプラ、缶や生活ゴミだけだ。

ちなみに、貝殻がこんな風に沢山打ち上げられるような場所は遊泳禁止となっているはずだから、そこで足を切ったとしても、どこにも文句は言えない。
体外、一般市民が安全に海を楽しめるようになっている場所は、それなりに整備されていて、あらかた安全と言えるはずだ。

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犬と一緒に散歩をしながら、目についたプラボトルの蓋や使い捨てライターだけを集めてみた。
けっこうな収穫になる。
これを家に持って帰ってきて、きれいにあらって、数日水につけて塩を抜き、きれいなものは資源ごみに出し、洗ってもきれいにならなかったものは、燃えないゴミとして出した。
住む地域によって、製品プラも燃えるゴミで出していいところがあるのでどちらがいいのかは、問い合わせて確認が必要かな。

このプラボトルの蓋・・・・放っておけないのは、海の生き物がちょうど食べてしまいそうな大きさだから・・・それを想像すると、また海へ戻してしまうのが嫌なのだ。
こうして浜に打ち上げられた今のうちに回収してしまいたいのだ。