通りすがりの生き物。
秋はキノコ。
夏の海も終わって秋の海も嬉しいけれど
秋の雑木林も嬉しい。
なんで嬉しいかって言うと
自分の予測にぴったり当てはまる発生状況だと
あぁ・・・環境はそんなに変化していない。と安心するのだ。
でも、今年は夏の暑さの影響でやっぱり一週間ほど季節がずれ込んでいる。
これは想定内として「ふん。なるほど。」と納得できるものだから
それはいいのだけど、気象条件までは私にはわからないから、お天気情報を頼りに
あれやこれやと予想して、肌で感じるものを組み合わせただけの考え。
でも、昔は「●●さんちの庭のあの花が咲いたからそろそろ栗拾い」とか
「××さんちのあの木の葉っぱが落ちたらあのキノコ」などの予測で
そんなに間違いなかったんだから、自然はなんと正直に反応しているのかと感心する。
森の中ではツヤツヤ・プルプルのキノコが花盛りで
緑色とのコントラストはホントに素敵。
今年はドングリが沢山落ちているから、そんなことを眺めても
森に住まう動物たちの食料を思って安心したり
沢山の溜め糞に関心したり。
季節は一日一日ものすごいスピードで変化していると感じたり。
それは海でも同じで
変化の連続の中に今日があることを実感させられる。
自然は気持ちをリセットさせてくれ
自分という生き物がただの生き物であることを思い出させてくれる。