カラス→犬→人間
秋の果物が出回る季節になりました。
スイカが大好きなので、名残惜しい気持ちもありますが
桃や柿や梨にブドウ♪
大好きな果物が次から次へと店頭に並んでいます。
巨峰が大好きなのに、お高くて買えないので
苗を買って植えたのが4年ほど前でしょうか・・。
数房実らせたのはなんと2年目だったので、ブドウって逞しい植物ですねぇ。
で、犬にブドウを食べさせちゃいけないって知ったのは去年の事。
それまで人間と一緒に、もしくは、以前植えてあったナイヤガラという種類のブドウを
まるで絵本の世界に描かれているように、枝からぶら下がっている房を犬たちは
自分たちのおやつの為にあるようにむしゃむしゃと食べていたのだけど・・・
なんだかよく解らないけど、犬には食べさせちゃいけない食べ物なんだそうな~
で、食べちゃダメなんだから食べさせなくなったんだけど
成っているのを狙っているのは犬だけじゃなくて、カラスもそうで
やってきてはブドウの中身をきれいに食べて皮を散らかしてゆく
で、食べ散らかすといった感じで食べてゆくので
散らかした掃除をするのが写真のリオで。
食べさせちゃいけないブドウになったので、なんとか食べないでほしいのだけど
カラスにお願いしても聞いちゃくれない…ということで・・・・
ブドウ棚の下にネットを張って落下防止。
ふつうはブドウの上にネットを張るのだろうけど
家の場合は下にネットを張る。ネットの上にたまっているカラスの食い散らかしたブドウを
恨めしそうに眺めるリオが気の毒になる。
じゃ、カラスは食べていいのか??って話だろうけど
食べてくださいと言っているわけではないにしろ
食物を植えている時点で「食べてください」「餌付けします」と言ってるようなもんだ。
しかし、これはカラスの為のブドウではなくて、あくまでも私の大好きな巨峰を
お金の心配をしないで沢山食べたいという欲求があって、それをすこしばかりの努力でもって
実現しようとしたまでの事・・・。
それなのに、以前は犬に食われ
今度はカラスに食われている。
そんな中で生き残ったわずかな巨峰を有り難い気持ちで頂くのだから
人間はカラスの残り物をいただく動物ということになる。
うん。これでいいのだ。